『心に響く言葉』永松茂久著（徳間書店・１７６０円）
迷ったとき、先が見えなくなってしまいそうなときに、読者を支え、そして勇気づける一言を贈りたい－。ベストセラー『人は話し方が９割』で知られる永松茂久さんの思いから、自身初のメッセージ集となる本書は生まれました。
言葉は、永松さんの全著作から「心に響く」ものを厳選。テーマ別にグループ分けしたうえで、今の永松さんの視点で磨きあげていただきました。
編集作業中、私の心の支えとなったのはこの言葉たち。
「困難は逃げる人がとても好きです。逆に向き合ってくる人はとても苦手です」「本当の近道は遠回りの顔をしてやってきます。本当のチャンスはピンチの顔をしてやってきます」
これらを心の中で念じているうちに、迷いは消え、作業に集中できたのでした。こんなふうに、人生の様々な局面で勇気をくれる「使える一冊」であることが本書の最大の魅力。あなたを支えてくれる一言が必ず見つかります。（徳間書店文芸編集部 野間裕樹）
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