愛媛県今治市で障がい児の支援施設を運営する事業者が、スタッフの配置などで基準を満たしてないのに、市からの運営費などの給付金約527万円を不正に受け取っていたとして、8日に事業者の指定を取り消されました。

県から障がい児支援事業者の指定を取り消されたのは、今治市蒼社町の「mikasa」。市内宮下の施設「おもいやり」を運営。障がい児に生活能力の向上や集団生活に必要な訓練などを行っています。

県によりますと「mikasa」は指定を申請する際、実際は非常勤なのに常勤の保育士らを配置しているように装ったほか、サービスの提供時間に児童指導員または保育士を2人以上配置しなかった時間帯があるなど、スタッフの配置で基準を満たしていなかったなどとしています。

この事業者は指定の基準を満たしていないのに、今治市から運営費などにあてる給付金約527万円を去年5月から今年6月まで不正に受け取っていました。

県は「スタッフの配置に疑いがある」旨の情報を得て調べたところ不正を確認。事業者の指定を8日に取り消しました。不正に受け取った給付金は返還を求めるとしています。

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