手軽にいつでも買うことができる自動販売機。

現在、北海道札幌市のJR札幌駅構内には、食品やアパレルなど、さまざまな種類の販売機が続々と登場している。

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背景には何があるのか調べてみた。

JR札幌駅で自動販売機が増加

1日16万人もの乗降客が行き交うJR札幌駅。

そこには、行列ができる手作りサンドイッチの人気店「サンドリア」や、老舗の駅弁販売店「弁菜亭」の駅弁、キャップやTシャツが人気のブランド「NEW ERA」まで。

飲み物だけではない自動販売機が並ぶ。

さらに。

「札幌駅東口の改札目の前に北広島市で人気のジェラート店の自動販売機が設置されました」(八木隆太郎フィールドキャスター)

8月6日、JR札幌駅東コンコースに新たに北広島市のジェラート店「アルトラーチェ」の自動販売機が登場した。

アルトラーチェのジェラートは北海道産の新鮮な牛乳やフルーツをふんだんに使ったフレッシュな味わいが特徴で、行列ができる人気店だ。

1番人気は江別市の小林牧場ミルク味だ。

「暑いときに店に行かなくてもすぐ買えるのはメリット」(駅利用客)

この店がジェラートの自動販売機を設置するのは今回が初めて。

なぜ札幌駅を選んだのか。

「北広島市が遠いと思っている人もいると思うので、まずはここで店を知っていただき、夏休みやお盆に店舗に遊びに来ていただけたらうれしい」(アルトラーチェ北広島店 中村くるみさん)

自動販売機増加のワケとは

飲食店や小売店も多くある札幌駅で、なぜ今、自動販売機が増えているのか。

「北海道新幹線の開業に向けて駅構内の各所が工事中の状態になっている。商業スペースが限られている状況で、省スペースで人手もかからずに設置できる。店舗より設備投資が抑えられるのも非常にメリット」(JR北海道フレッシュキヨスク 寺田茉那美さん)

今後もさまざまなラインアップを検討しているということで、通勤通学や観光のついでに楽しめる買い物が増えそうだ。

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