気象庁が南海トラフの臨時情報、「巨大地震注意」を出したことを受け、津波の大きな被害を受ける可能性がある和歌山県南部では、備えが強化されています。

【記者リポート】「和歌山県、新宮駅です。ご覧のように特急列車は運転取りやめ。普通列車も徐行運転となっています」

気象庁から発表された臨時情報「巨大地震注意」を受け、JR西日本は当面の間、きのくに線の新宮駅から御坊駅の間で徐行運転を行うとしています。

JR西日本は「地震が発生した際に速やかに停車するため」としていて、区間によっては最大40分程度の遅れが発生しています。

新宮市では、南海トラフ巨大地震が発生した場合、津波の大きな被害が想定されていて、市内に2カ所ある備蓄倉庫で、水や食料などの再点検が行われました。

一方、徳島県は11日に開幕する阿波踊りについて、安全対策などを主催者である市などと協議したいとしています。

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