台風7号の接近で大きな影響を受けたのが交通機関。

<JR東日本>
東北新幹線・山形新幹線:16日午前11時頃から一部の列車で計画運休
常磐線:勝田~原ノ町 16日午後1時頃から運転見合わせ
水郡線:全区間 16日午後6時頃から運転見合わせ
<新常磐交通>
高速バス:いわき~東京方面 全便運休

いわき市役所では、土のう袋が無料で配布された、4000枚用意され、無くなり次第補充される。1世帯あたり20袋を上限に土のう袋を配布することにしている。

いわき市河川課・佐藤皓紀さん:「どのう袋の配布やハザードマップなどを確認してもらい、避難場所の経路の確認を行って、大雨・台風に備えてほしい」

白波が立ついわき市内の海水浴場。4つの海水浴場すべてで遊泳禁止とし、訪れた人が海に入らないよう監視が続けられた。

薄磯海水浴場・鈴木幸長さん:「海の家の方も営業停止、休みということで、万全に台風の対策をしてあります。8月になって期待はしていたが、前にも台風来て、また台風ということで、私たちもがっかりしているところです」

いわき市は午前10時30分に市内全域に警戒レベル3の「高齢者等避難」を発令。さらに午後3時には警戒レベル4の「避難指示」を出して、市内32箇所に避難所を開設した。

対象は14万世帯あまり約32万3000人で、すべての市民に安全な場所への避難を呼びかけている。いわき市の避難所には16日午後5時半時点で、72世帯119人が避難している。また、いわき市では車の水没を避け、車中泊をして避難できる「自動車避難所」を11箇所設けている。

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