中国の小説「西遊記」で孫悟空が食べて不老長寿になったといわれる桃「蟠桃(ばんとう)」の収穫が、岐阜県高山市で始まっています。
中国原産の蟠桃は、平べったい形とジューシーで滑らかな舌触りが特徴です。日本では生産者が少なく「幻の桃」とも呼ばれていますが、高山市江名子町の樋口果樹園では、40年ほど前から接ぎ木などを施しながら大切に育てています。
2024年の実りは少し小ぶりではあるものの、天候に恵まれて例年より香りも甘みも上質だということです。
収穫作業は来週にも最盛期を迎え、9月まで続きます。
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