福岡市内の動物園で鼻を揺らすゾウ。
なぜか来園者は動物園にゾウがいることに不安を抱いていたのです。

その理由はゾウがいた場所。
なんと展示エリアの外側、柵から抜け出していたのです。

来園者の不安をよそに葉っぱや草を食べているゾウ。

すると、その時、そのすぐそばを人が歩いていたのです。

その距離わずか数メートル。
間に柵はなく、さらに歩行者はゾウの存在に気づいていなかったのです。

柵から抜け出したのは7月末にミャンマーから引っ越してきたばかりの、3歳のメスの子ゾウで“おてんば”な性格だといいます。

28日、動物園を訪れると、外が気になるのかそこには柵に鼻をこすりつける子ゾウの姿が。

柵の隙間から外へ出ようとしますが、体が通らずに断念していました。

では、どのようにして子ゾウは展示エリアの外に出たのでしょうか。
ゾウ自身が実践して見せました。

柵の一番下のワイヤーを右脚でまたぎ、頭を入れると体を抜いて展示エリアの中へと器用に柵をすり抜けたのです。

撮影者によるとゾウは3分以上柵の外にいたといいますがその後、柵内の仲間のもとへと戻っていきました。

現在、園は柵の隙間をチェーンでふさぐなどの対応をしていて、取材に対し「非常に危機感を持っており今後、専門家に協力してもらい対策する予定」としています。

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