■串本古座高校「宇宙コース」で初授業

全国ではじめて、宇宙を専門に学ぶコースが開設された、和歌山県串本町の串本古座高校。23日から授業がスタートしました。

【藤島先生】「ロケットの打ち上げでこの串本町の未来、大きく変わる。ロケット、宇宙の町になる」

民間初のロケット打ち上げを目指す和歌山県では、地元の高校に、宇宙に関心のある生徒を呼び込み地域の活性化につなげようと、公立高校で全国初の「宇宙探究コース」を開設。

県内、県外からあわせて7人が入学し、23日、JAXAの元職員、藤島徹先生の指導のもと初授業が行われました。


■真っ白な「ミルクパズル」に挑戦 宇宙飛行士に必要な思考力やストレス耐性を問う

授業では「ミルクパズル」と呼ばれる真っ白なジグソーパズルに挑戦。

これは、実際の宇宙飛行士の選抜試験で採用されたもので、宇宙飛行士に必要な思考力や、ストレス耐性などを問うものだといいます。

【渡部拓宙さん(千葉出身)】「小学生のときから宇宙が好きだった。これから楽しく宇宙を学べそうだなと」

【藤島徹先生】「非常にやる気に満ち溢れているので、これは教えがいがあるぞ!」「生徒たちのいいところを引き出してあげて、宇宙分野とつなげていきたい」

今後はペットボトルロケットの制作などを行う予定です。

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