人を笑わせ、考えさせる研究に贈られるイグ・ノーベル賞が12日に発表され「多くの哺乳類が肛門から呼吸できることを発見した」として日本などの研究グループが受賞しました。

日本人の受賞は18年連続です。

イグ・ノーベル賞の「生理学賞」を受賞したのは東京医科歯科大学の武部貴則教授や名古屋大学大学院の芳川豊史教授ら合わせて11人の研究グループです。

研究は酸素が多く溶け込んだ液体などをブタやマウスの直腸に注入することで体内の酸素濃度が改善することを明らかにしたもので「多くの哺乳類が肛門から呼吸ができることを発見した」として評価されました。

将来的に呼吸不全に陥った人の治療などに応用できる可能性があるということです。

イグ・ノーベル賞はノーベル賞のパロディとして毎年ユニークな研究が選ばれていて日本人の受賞は18年連続です。

(写真:Improbable Research)

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