9月16日に最終日を迎えた「盛岡秋まつり」。
盛岡八幡宮では祭りを締めくくる流鏑馬が奉納され、訪れた人たちを魅了しました。

五穀豊穣や子孫繁栄を祈願する「南部流鏑馬」は340年以上前から伝わる神事です。

2024年も境内には長さ約400メートルの馬場が設けられました。
きらびやかな装束をまとった射手奉行は1人3回馬を走らせ、合わせて9枚の的を射ます。

馬の上から的までは約2.7メートル、不安定な状態から射手奉行が次々に矢を放ち的を射抜くたびに、会場からは歓声と大きな拍手が起こりました。

このあと、介添奉行が扇をかざして馬場を駆け抜けその偉業をたたえました。

訪れた人は「初めて(見た)、迫力あって凄い」、「介添(奉行)すごい」、「よく手綱を取らないで、あんな走りができるなと」、「素晴らしかった」と話していました。

境内に集まった大勢の観客たちは、目の前で繰り広げられる勇壮な姿に引き込まれるように、見入っていました。

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