島根・松江市の沿岸部で、網に収まらないほどの超巨大生物が撮影されました。
日本海に忍び寄る厄介者「エチゼンクラゲ」です。

超巨大クラゲに遭遇した撮影者はビックリと思いきや、「十何年か20年ぐらいかな、久しく見てなかったので、久しぶりに見たなと思ってます」と語ります。

実は、このエチゼンクラゲは、20年ほど前に全国で大量発生。

大きいものは体長約2メートル、重さは100kgを超える上、毒も持っていて、海の厄介者として漁業に甚大な被害を与えています。

2009年の大量発生時には定置網を破るなど、全国で約100億円の漁業被害が出ました。

2024年に入り、またエチゼンクラゲを見かけるようになったという撮影者は、「(大量発生時)定置網漁業がすごい被害受けたってニュースになってましたし、聞いていたので、そのような状況にならないといいなと思う」と語りました。

水産研究・教育機構によると、2024年の6月末ごろから長崎県沿岸でも発生が確認されており、15年ぶりに全国で大量発生する恐れがあるということです。

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