4月27日からゴールデンウィークに入りますが、今年は特に『熱中症』への注意が必要です。

過去に例のない暑さを想定した「警戒アラート」の運用も24日から新たに始まっています。

気温や湿度などをもとに算出される「暑さ指数」。

この指数が観測地点のいずれかで33以上になると、環境省と気象庁から「熱中症警戒アラート」が発表されます。

そして24日からは、さらに1段階上の「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まりました。

都道府県内のすべての観測地点で「暑さ指数」が35以上と予測された場合、環境省が前日に発表。

広い範囲で過去に例のない暑さとなり、健康に重大な被害が出る恐れがあるため、命を守るよう呼びかけます。

「熱中症特別警戒アラート」が発表されると、危険な暑さから命を守るために、自治体はエアコンなどで涼しい環境が整う場所「クーリングシェルター」を一般に開放します。

福岡市役所1階のロビーもそのシェルターとしての活用を予定しています。

福岡市では、公共施設のほか、商業施設にも依頼して、今後300カ所程度の開設を見込んでいます。

◆福岡市 江頭勝 環境保全課長
「夏の暑い時期にクーリングシェルターで涼んでいただいて、熱中症を予防していただきたい」

環境省は、民間の施設を含めたシェルターの指定を今後も呼びかけていくとしています。

ゴールデンウィークの4月28日・29日は、気温が25℃を超える「夏日」となる見込みです。

気象台によりますと、今年の連休期間は平年と比べて最低気温も高く、「10年に一度の暑さ」になる可能性もあるということです。

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