約50年にわたり続いてきた岩手県盛岡市の小学校対抗の球技大会が9月19日に開かれました。
少子化の影響を受け今回で最後となりましたが、児童たちは元気いっぱいのプレーと応援を展開しました。

大会は交流を深めるために毎年この時期に開催され、19日は盛岡市内の小学5年生と6年生約2000人が参加しました。

男子はサッカー、女子はバスケットボールで競い、合わせて5つの会場で熱戦が繰り広げられました。

このうちJリーグの公式戦でも使われている「いわぎんスタジアム」で開かれたサッカーの大会には39チームがエントリーしました。

元気いっぱいに駆け回る選手たちにスタンドのクラスメイトからは大きな声援が送られていました。

大会は50年ほど前から毎年恒例となっていましたが、児童の数が減りチームを組むことが難しい学校もあることから今回が最後となりました。

参加した児童は、「みんなで心を1つにして頑張った。最高の球技大会になったと思う」と話していました。

子どもたちは長い歴史に幕を閉じる球技大会を惜しみながらも一生懸命プレーし、仲間と協力することの大切さを学んでいました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。