弥生時代、中国や朝鮮半島との外交の拠点となっていた「伊都国」の出土品を紹介する企画展が吉野ヶ里歴史公園で21日から開かれます。
この企画展は、中国の歴史書「魏志倭人伝」に記されている伊都国について知ってもらおうと開かれるものです。
「伊都国」は現在の福岡県糸島市の周辺で、当時は、中国や朝鮮半島との外交の拠点となっていました。
会場には出土した銅鐸や半両銭など約220点が展示されています。
【リポート・岩部真衣】
「こちらは、伊都国の平原王墓で出土した超大型鏡です。直径46.5cmと弥生時代の銅鏡の中で日本最大です。」
一方、こちらは「金銅製四葉座飾金具」
中国では、貴族の木棺の飾りとして使われていたとされています。
【吉野ヶ里公園管理センター歴史専門員 徳久雄一さん】
「王様のお墓から出てきた鏡や豪華な副葬品が糸島のほうにたくさんあるのでそういったものを見ていただきたい」
この企画展は吉野ヶ里歴史公園で21日から開かれます。
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