スポーツ庁を訪問し室伏長官(前列中央)と写真に納まるパラ陸上の世界選手権組織委の増田明美会長(同左)、辻沙絵(後列右から2人目)ら=12日

パラ陸上の世界選手権(5月17~25日・神戸ユニバー記念競技場)の開幕を翌月に控え、大会組織委員会の増田明美会長らが12日、スポーツ庁を訪問し、室伏広治長官に協力を呼びかけた。増田会長は「神戸から元気を発信できるように頑張る。ともに盛り上げていきたい」と話し、室伏長官は「この大会を成功させたい。応援している」と笑顔で応じた。

当初は2021年に開催の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度延期されていた。約100カ国・地域から1300人が参加の見通し。同席した2016年リオデジャネイロ大会女子400メートル(上肢障害T47)銅メダリストの辻沙絵(日体大教)は「100%以上の力を出せるように、しっかり準備していきたい」と意気込んだ。

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