ヤングケアラーやいじめなどこどもの人権をテーマにした啓発イベント「ふれあいフェスティバル」が21日愛媛県松前町で開かれました。

この「ふれあいフェスティバル」は、人権啓発のために県などが主催したもので、今年はこどもの人権をテーマに開かれました。

フェスティバルでは親の介護などに追われるヤングケアラーの子どもを描いた朗読ミュージカルや松山市出身で「めざまし8」などのコメンテーターとしても活躍中の大空幸星さんによるトークショーが行われました。

大空さんは孤独を抱えた人が24時間チャットで相談できるNPО法人の理事長を務めていて、いじめや自殺などで悩む子どもからのSОSについて大人が気付くことの重要性を訴えました。

大空幸星さん:
「(子どもが)SОSなんか出せない。だってSОSを出す以前に自分が何を悩んでるかわからない」「大人側が気付いていくことを仕組みでやらないと」

会場を訪れた人は大空さんの話を聞いて、子どもの心の変化にどう寄り添うべきか真剣に考えていました。

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