衆院議員選挙について、24日、連合山形と国民民主党・立憲民主党の2党1団体が会合を開き、県2区に元県議・菊池大二郎氏、県1区に元県議・原田和広氏の擁立を決めた。
2党1団体は24日、山形市で会議を開き、連合山形と国民民主党県連・立憲民主党県連の幹部が出席した。
会議では、次の衆院選への対応を協議し、県2区には元県議・菊池大二郎氏(42)、県1区には元県議・原田和広氏(51)を擁立することを正式に決定した。
(連合山形・舩山整会長)
「山形から今の自民党に代わる政権の樹立・政権交代を目指してこの2人の勝利を目指す」
県2区に擁立された菊池氏は村山市出身。
村山市議を1期、県議を1期務め、去年の県議選で落選した。
現在は国民民主党県連の会長・舟山康江参院議員の秘書を務めていて、今回、国民民主党の公認候補として立候補する。
菊池氏の国政選挙への挑戦は今回が初めて。
(国民民主・新人 菊池大二郎氏)
「大変多くの、そしてさまざまな思いと声を託してもらった。一つひとつを噛みしめ出馬する決意に至った。地方議員としての経験を財産として衆議院選挙に臨みたい」
県2区では、国民民主党県連を中心に候補者の擁立作業を続けるも難航。
結果的に、県連の幹事長を務めた経験もある菊池氏に白羽の矢が立った。
(国民民主党県連・舟山康江会長)
「どこにでも飛び込んでいける。度胸と人懐っこさ、そういった能力があるからこそ、私も喜んでチャレンジを応援したいと思っている」
(国民民主・新人 菊池大二郎氏)
「税や社会保障料の見直しを行いながら手取りを増やす政策を訴えていく。消費を喚起して投資を促すような前向きな政策を訴えていきたい」
県2区にはほかに、農林水産副大臣を務める自民党・現職の鈴木憲和氏(42)、共産党の置賜地区委員長を務める新人・岩本康嗣氏(59)の立候補が予定されている。
県1区に擁立された元県議・原田和広氏は山形市出身。
現在は立憲民主党の県第1区総支部長を務めていて、党の公認候補として立候補する。
衆院選には2014年・2021年にも立候補しいずれも落選していて、今回が3回目の挑戦。
(立憲民主・新人 原田和広氏)
「山形1区は鹿野道彦氏が政治改革を志して自民党を離党して、長年戦い続けた政治改革の聖地だと思っている。三度の挑戦になるが、今度は挑戦者ではなく、互角に戦える政治家として、一票でも多く票を稼いで小選挙区で必ず勝利したい」
県1区にはほかに、自民党県連の会長を務める現職・遠藤利明氏(74)、共産党県委員会の青年・学生部員で新人の三井寺修氏(44)が立候補を予定している。
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