秋田県湯沢市の小学校で、児童が種から育てたエダマメが収穫の時期を迎えた。子どもたちはエダマメの収穫、選別、袋詰めまでを手がけ、店頭に立って販売する。
大きく成長したエダマメを「よっこいしょ!」と掛け声をかけながら勢いよく力を合わせて引き抜く子どもたち。
湯沢市の雄勝小学校では、3年生と4年生約50人が学校の畑でエダマメを育てている。
子どもたちが生育を見守り、無事に収穫の時期を迎たエダマメを26日、みんなで収穫した。
作業は収穫しただけでは終わらない。販売するために子どもたちが自ら選別する。大きいものを見つけた児童は「めっちゃ良いエダマメ!」と笑顔を見せていた。
パッケージを手がけたのも子どもたちで、「たくさん売れますように」と自分たちで考えたメッセージを書いたラベルを添えた。
児童は「楽しくできて良かった」「3年生の時よりもたくさんエダマメを収穫できて良かった。みんなにおいしく食べてほしいという気持ちで売りたい」「結構良いエダマメもあり、協力できて楽しかった」「みんなに笑顔でおいしいと思ってもらえるように届けたい」と販売に向けて意気込んでいた。
エダマメは27日午後1時20分から、市内の道の駅雄勝「小町の郷」で子どもたちが販売する。
雄勝小学校では、種まきから販売までの流れをまとめたものを、11月に鹿角市で行われる秋田県種苗交換会に出展する予定。
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