東根市で、ラ・フランスの成育具合を確かめる立木審査会が開かれた。ことしは十分な量の雨が降ったことで生育が進み、実は大きく収穫量も去年より増える見通し。

ラ・フランスの立木審査会は、栽培技術を高めるため、市の果樹研究連合会が毎年開いているもの。
30日、JAの担当者や生産者が市内にあるラ・フランスの園地10カ所をまわり、実の数や大きさ・色などを審査した。

ことしは十分に雨が降ったことで生育が進み、実が大きく、収穫量も去年より多くなる見通しだという。
東根市では平年より数日早い10月4日から収穫を始める予定。

(東根市果樹研究連合会・岡崎広良会長)
「霜の被害もなく、収穫量も去年より多い。適度な降水量もある。玉の肥大も進んでいて、ことしはおいしいラ・フランスをお届けできるのではないか。ラ・フランスは果物の女王と呼ばれる。堪能してほしい」

ラ・フランスの販売開始基準日は10月3日に開かれる県の会議で決まる。

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