住宅街に野生のサルが出没する様子を視聴者のカメラが捉えた。秋田県湯沢市では8月以降相次いで目撃され、自治体が注意を呼びかけている。

9月28日にFNNビデオポストに投稿された映像に、道路脇のガードレールに座っている「サル」が映っていた。

投稿者によると、秋田市河辺で撮影されたもので、サルは全く人を恐れる様子がなかったという。

一方、30日昼過ぎには湯沢市院内の住宅街で野生のサルが撮影された。車で近づく撮影者を一瞬振り返るも、慌てる様子もなく角を曲がっていった。

湯沢市の雄勝地域では、8月31日以降、サルの目撃情報が23件寄せられていて、同じ個体とみられている。

撮影者によると、サルは大型犬に迫る大きさで、周辺ではブドウやニンジンが食い荒らされるなど、サルによるものとみられる被害も発生しているという。

市では、大きな音を立てて追い払うとともに、市民に戸締りの徹底や餌を絶対に与えないよう呼びかけている。

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