東京・葛飾区で目撃された、お寺の入り口にできた人だかり。

一見すると普通のお寺のように見えますが、列に並ぶ人に話を聞いてみると「いつもと違う空間で異次元っぽい。メルヘンチックというか」「スリリングな解説を楽しみにしています」と話します。

お寺のイメージとは程遠い「メルヘン」で「スリリング」なこととは?

そしてその人気ぶりは、今回は当選者25人のところ、その約30倍の人が応募したといいます。

行列に並ぶ人は「750人の中から抽選を勝ち取りました!」「珍しいですよ、お寺さんでこんなことするなんて」と話します。

お寺では珍しい超人気なイベントとは、何とお寺の中で見ることができる“プラネタリウム”ならぬ“寺ネタリウム”です。

天文学好きの住職と解説員の2人によって月2回開催される1時間の天体ショー。

その一番の売りというのが、住職と解説員の2人の軽快なトーク。

客は「こんなにしゃべるんだみたいな。(プラネタリウムは)静かに見るイメージだったので」「2人で漫才やってるような」「お二人の掛け合いがとても楽しかったです」と話しました。

他では体験することができない異色コラボ。
なぜお寺でプラネタリウムを上映するのでしょうか。

證願寺・春日了住職:
仏教に興味がないんです皆さん、話をしても聞いてくれない。聞いてくれるような環境をまず作らなきゃダメだなと思って。

もともとは仏教を知ってほしいという思いから始まったということなんです。

證願寺・春日了住職:
色々ブログで(感想を)お見かけすると、一番気に入った答えは、“一般のプラネタリウムに飽きた人におすすめ”と書いてあって、僕の目指しているところはそういうところかな。

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