山形市の郵便局に2025年用の年賀はがきが搬入され、早くも新年に向けた準備が始まった。

3日午前9時すぎ、山形市の山形南郵便局にやってきたトラックの積み荷から、2025年の年賀はがきが入った段ボールが下ろされた。

搬入された年賀はがきは前の年より約3割少ない64万6千枚で、受け取った局員は早速エリアごとに仕分けていった。
仕分けされた年賀はがきは、4日までに山形市内や南陽市など県内22の郵便局に配られる。

2025年用の年賀はがきは無地のほか絵柄付きが7種類で、来年の干支「ヘビ」を中心に東北をイメージしたデザインで発行される。
日本郵便は、若者の年賀状離れのほか、10月からはがき代を63円から85円に値上げしたことなどを踏まえ、年賀はがきの全国での発行予定枚数を前の年より4億枚少ない約10億7千枚としている。

(山形南郵便局総務部・高橋歩課長代理)
「利用者がどんどん減っている残念な状況はあるが、日本の大切な文化を継承する担い手として年賀状のPRを行っていき、1人でも多くの人に利用してもらえれば」

年賀はがきの販売開始は11月1日、投函の受付は12月15日から。

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