南極観測船「しらせ」が4日に愛媛県四国中央市の港へ立ち寄り、報道陣に内部が公開されました。一般には5日と6日に公開されます。
南極観測船「しらせ」は、南極地域観測の協力ため今年11月に出発する予定。この前に乗組員らへ訓練している途中で、四国中央市に35年ぶりに三島川之江港へ立ち寄りました。
「しらせ」は氷を割りながら極寒の海を進む砕氷艦。船体は全長138m・幅28mで乗組員は最大260人。南極の昭和基地に観測隊や必要物資を輸送、観測や研究の支援を担い、海上自衛隊が運用します。
報道陣には、船の運行を指揮して操るブリッジやヘリコプターが置かれている甲板や格納庫などが公開されました。
しらせ・齋藤一城艦長:
「めったに見る機会がない船だと思います。乗員も南極に行ってきた者が半数以上が経験者であります。話を聞いてもらったりとかして、南極観測を理解していただく一端になればいいと思います」
南極観測船「しらせ」は、5日と6日に無料で一般公開され、7日に青森県へ出航する予定です。
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