愛媛県の今治市と西条の河川で、去年12月から「地球上で最悪の侵略的植物」といわれる特定外来生物が見つかっています。県は、見つけたら絶対伐採しないよう呼びかけています。(写真提供:県生物多様性センター)

県生物多様性センターによりますと、植物は「ナガエツルノゲイトウ」。今治市では去年12月に猿子川で初めて確認され、西条市では今年1月に新川で見つかっています。

この植物は繁殖力が極めて強く、ほかの県では川などの流れを妨げたり、田んぼなどに侵入して農作物を覆ったりする被害が報告されています。毒はないということです。またちぎれた茎や根から再生するため、繁殖してしまえば根絶が難しいとしています。このため台風などで川の水が急激に増えた場合、流れ妨げられたり水門が詰まったりするリスクが高まるということです。

県内では駆除の具体的な取り組みが始まった段階で、有効な駆除の方法はまだ提案されておらず、見つけた場合は絶対に伐採せず市や町への通報を呼びかけています。また観賞用の植物でも爆発的に増えるものがあり自然界に放たないよう求めています。

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