能登半島地震で津波被害を受けた新潟県上越市の町内会などが、市に対して津波対策の強化を求める要望書を提出しました。

【直江津地区町内会協議会 古澤悦雄 会長】
「能登半島地震の襲来は当地区の市民に大きな恐怖を抱かせた。避難所の混乱を経験した」

元日の能登半島地震による津波被害を受けた上越市の一部地域の町内会などが10月8日、市に提出したのは津波対策の強化を求める要望書です。

要望書では、直江津地区と五智地区・有田地区の3地区に津波防波堤などのハード面の強化を図ることや五智地区に自動車避難に係る避難所を設置すること。さらに直江津・有田地区に避難タワーを設置することなどを求めています。

【直江津地区町内会協議会 古澤悦雄 会長】
「ハード面について(対策を)お願いできればなと思い、きょうの流れになった」

各地区では、すでに津波避難計画の見直しなど、ソフト面の対策には着手していて、さらなる安全・安心のため、市によるハード面の対策強化を望んでいます。

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