福岡市動物園で8月に募集していたアジアゾウの名前が応募総数6408件の中から10案に絞られた。園は12~27日に投票箱を設け、来園者の投票で一つに絞る「決戦投票」を実施する。最終日の27日は衆院選の投開票日。川越浩平園長は「衆院選に投票した後は動物園を楽しみ、ゾウの名前への1票も忘れずに投票してほしい」と呼びかけている。
ゾウは7月にミャンマーから到着した22歳と3歳の雌の親子と、14歳の雄。同時に受け入れた12歳の雌は9月、病気で急死した。3頭の一般公開の時期は「今秋中」の予定で、園は死んだ雌にも名前をつける予定。
名前の候補は4頭セットで「ダイチ」「アカリ」「ミツキ」「ヒナノ」など、応募の中から園職員に選ばれた10案が投票用紙に書かれている。来園者は動物園入り口で用紙を受け取り、園内の動物情報館「ズーラボ」の投票箱に投じるか、出口でスタッフに渡す。
開園時間は午前9時~午後5時(入園は同4時半まで)。月曜休園。【竹林静】
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