大規模災害に備え地域を越えた連携を強化します。

宮崎市と都城市、延岡市の消防が集まり、初めての合同救助訓練が行われました。

(早瀬純哉記者)
「今回初めて顔を合わせる隊員も多いということで、いつも以上にコミュニケーションをとりながらの訓練となっています」

この訓練は8月に発生した日向灘での地震を受けて、宮崎市消防局が企画しました。訓練には宮崎市と都城市、延岡市から消防の救助隊員35人が参加。地震で高さ7メートルの橋が崩れ、落下した人を救助する想定で行われました。

参加者は、ロープを使っての引き上げや、スプレッダーを使った車両救出の手順などを確認していました。

(宮崎市消防局 高度救助小隊 川野知行隊長)
「今回初めてこういった取り組みを行っているので、初めて顔を合わせる隊員同士現場活動におけるコミュニケーションの難しさを感じたのではないか。顔の見える関係を築き連携強化と救助技術の向上に務めていただければ」

宮崎市消防局では今後「県内10の消防本部や警察、自衛隊、医療機関などとの合同訓練も行っていきたい」としています。

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