福井市内の中学校で9日、生徒らが母校の小学校を回り、一本のタスキをつなぐ伝統の駅伝大会が開かれました。
 
福井市の足羽第一中学校で開かれた「母校訪問駅伝」は、2024年で59回目を迎えます。
 
コースは、生徒たちの出身校の小学校6校と各地域をめぐる20区間、約31kmです。
 
この駅伝は1年生から3年生までの10クラスによる対抗戦で、1クラスにつき20人の生徒が走り、タスキをつなぎます。
  
それぞれの区間を、必死に駆け抜ける生徒たち。地域の伝統行事ともなっていて、沿道には応援の人たちも集まります。
 
声援を受けながら伝統のタスキをつなぎ1位でゴールした生徒は「最初は辛かったけど、声援のおかげで1位が取れた。駅伝は、この足羽第一中学校が一番強い」と話していました。
 
半世紀以上続く伝統の駅伝大会。タスキは未来につながっていきます。

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