広い湖に向かい、釣りざおを振るう男性。
この記事の画像(9枚)服部伊吹さん:
あ!来てる!来てる!いるいる! ちょっとでかいかもしれないです。
格闘すること数分。釣り上げたのは外来種のアメリカナマズです。
服部伊吹さん:
僕、外来種キッチンカーというキッチンカーをやってまして、そのキッチンカーで提供するための仕入れとして来てます。
外来種の魚などを自分で釣って、自分で調理。その料理を提供しているのが、服部伊吹(はっとり・いぶき)さんです。
「外来種により、崩れていく生態系を救いたい」と、美味しく数を減らす活動を始めたといいます。
購入客:
アメリカナマズって食べたことないです。
服部伊吹さん:
なかなか普通ないですよね。
釣り上げたアメリカナマズを今回は「磯辺揚げ(いそべあげ)」として出品。あっという間に完売しました。
アメリカナマズを食べた子供は「おいしい。タラみたいな。濃厚な白身」とおいしそうに食べていました。
実は服部さん、お笑い芸人としても活動中。外来種問題を多くの人に知ってもらうため、外来種ネタも披露しています。
服部伊吹さんは「ネタを見て楽しいだったり、キッチンカーで食べて美味しいとか、接した人がポジティブになるような形で外来種問題を伝えられたらと思う」と話します。
幼い頃、父と行った釣りをきっかけに魚に興味を持ったという服部さん。年々深刻化する外来種問題を知ってもらうため、活動を2年前から続けています。
服部伊吹さん:
生態系保全が進んで「外来種活用できないよ」くらいになって言ってしまえば在来種キッチンカーになるというのが1個の大きな目標だし、スローガンですね。
味覚と笑いで外来種問題を伝える服部さんの活動はあすも続きます。
(「イット!」10月2日放送より)
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