静岡市立日本平動物園内で、勝手にドアノブがガチャガチャと動く恐怖の瞬間がカメラにとらえれた。
おそるおそるドアを開けた先にいたのは、なんとレッサーパンダ。
飼育員によれば、人の気配を感じると大好物のリンゴ目当てに“ドアガチャ”するのだという。
独りでに動くドアノブの“かわいい”正体
静岡市駿河区の静岡市立日本平動物園で撮影されたのは、人はいないはずなのに動き出すドアノブだ。
撮影者が扉を開けてみるものの、その先に人影はない。
なぜドアノブがガチャガチャと動いたのか?
さらにドアを開け広げて現れたのは、なんとメスのレッサーパンダ・ニコちゃんだった。
ニコちゃんは、ドアの向こうに飼育員がやってくると素早い身のこなしを見せ、2本足で立ち上がり、前足をドアノブにかけてガチャガチャとしていた。
ニコちゃんの行動について、飼育員は「自分が中にいれば、ドアの向こう側に行きたいと、ガチャガチャすることがある。飼育員が中にいるのは、やっぱわかるんですよ。音がそんなしなくても、気配を感じるみたいで。ほかの子もするけど、ニコが一番はっきりガチャンって動かす感じはします」と説明する。
気配を感じると、ドアノブをガチャガチャしてアピールするのだという。
飼育員に会いたい!理由は“リンゴ”
そんなに飼育員に会いたいのかと思いきや、実はニコちゃんには違う目的があった。
飼育員によれば、「ドアの向こう側に行けばご飯があるっていうような。リンゴ大好きなので。自分の顔見たりすると、リンゴくれくれって来ちゃう。リンゴしか頭にないという、自分はそう思ってます」と話す。
飼育員よりも大好きなリンゴで、頭がいっぱいのニコちゃんだった。
(「イット!」 10月8日放送より)
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