かわいいフォルムとぷるぷる感が大人気のひよこ型のスイーツ「ぴよりん」は、持ち帰りが難しい繊細さでも知られている。
検証でも縦揺れに弱いことがわかっているという。
製造工程を取材し、繊細な仕上がりへのこだわりときれいな状態で家に持ち帰る秘訣(ひけつ)が見えてきた。
繊細な大人気スイーツ『ぴよりん』
丸くて黄色い体に目やくちばしがついた、ひよこ型の大人気スイーツ『ぴよりん』。
9月に、ぴよりんのある検証動画が公開された。
振動装置の上でぷるぷると揺れているぴよりんは、なんとか形を保っているものの、揺れが大きくなるにつれ回転し、とうとう崩れてしまう。
実はSNSで、きれいな状態で家に持ち帰ることが「ぴよりんチャレンジ」と呼ばれていて、持ち運びが繊細な一面があるスイーツとしても有名だ。
今回の実験で、ぴよりんは確かに縦揺れに弱いということがわかった。
しかしぴよりんは、この“ぷるぷる”が魅力でもあると言える。
どうやって生まれているのか、取材班が製造工程を撮影した。
“ぴよりん”ぷるぷるの秘密
まずは、ぴよりんの“ぷるぷる”の核になるプリン作りから始まる。
キャラメルが入った型に生地を流し込み、じっくり焼き上げる。
次に、プリンをババロアの中に入れたら、“ぷるぷる”の体ができあがる。
その後、土台となるスポンジの上に乗せて、体に粉状のスポンジ生地をまぶす。
さらにチョコレートでできた目やくちばしをつけたら、完成だ。
累計販売個数が「300万ぴよ」を超えた今でも、“1ぴよ1ぴよ”手作りにこだわって作られているという。
また、ぴよりんチャレンジ成功の秘訣を従業員に聞いてみると、「紙袋とか持ったときに、下にも手を添えて、この体勢を保つようにしたりとか、あまり衝撃がいかないようにしています。私はちなみに1回も崩したことないです。愛情込めて持って帰るんで」と語っていた。
(「イット!」 10月8日放送より)
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