秋の深まりを感じる話題を続けてお届けします。栗駒山の紅葉、そして宮城の秋の風物詩「芋煮会」です。

宮城、秋田、岩手の3県にまたがる栗駒山。標高は1626メートル。紅葉の名所として知られています。カエデやツツジなどが赤や黄色に色づき、山肌を織りなすその美しさから”神のじゅうたん”とも呼ばれています。

3連休の初日。全国から多くの登山客が訪れていました。

登山客
「きょう横浜からですね。これだけ面積広いとめっちゃきれいですよね。あと登りやすい。小学生でも登れそうな感じ」
「30年ぶりくらいに登ったんですけど、すごく景色良くていいですね。紅葉もすごくいい感じで、きょう来てよかった」

地元の栗原市観光物産協会によりますと、今年は猛暑の影響で例年より1週間ほど色づきが遅くなったそうですが、ここ数日気温が下がったことで、一気に色づきが進んだということです。

登山客
「栗駒山は初めて。この景色をテレビか何かで見て一度行ってみたいと思っていたのが今年実現できた」
「いいタイミングに来たと思う。天気もよくて景色も最高でした。大自然の奇跡。コントラストがすごくきれいでした。黄色と赤がね、緑もきれいでしたねって言いながら降りてきた」

秋の深まりを感じる絶景の栗駒山。紅葉の見ごろは、今週いっぱい続く見込みだということです。

一方、青葉区を流れる広瀬川の河川敷では、宮城の秋の風物詩、芋煮会を楽しむ人の姿が多く見られました。10月14日の仙台の最高気温は20.5度。少し肌寒さを感じる1日になったことから、温かい芋煮が体に染みたようです。

こちらのグループは東北大学の研究室のメンバー。この日は研究室を飛び出し、手作りの芋煮を囲んで交流です。

参加した学生
「おいしいですね」
「去年は僕たちが幹事をやっていたんですけれど、去年よりおいしいです」

中には、今回が初めての芋煮会という海外の留学生も。

フランスからの留学生
「おいしいです」
台湾からの留学生
「おいしいです。初めて食べた味」

3連休の最終日。宮城県は各地で秋の深まりを見せています。

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