宮崎市は、不登校の中学生を対象にした「学びの多様化学校」を2025年4月に開校すると発表しました。
これは、16日の市長定例会見で発表されました。宮崎市は今年4月、宮崎市教育情報研修センターに、夜間中学の「宮崎市立ひなた中学校」を開校。来年4月からは昼の時間帯に、宮崎市内に住む不登校の中学生を対象とした「学びの多様化学校」を新たに設けます。
この学校では、通常の中学校より2割余り少ないゆとりのある授業時間で、対面とオンラインを併用した授業を行うなど、生徒の状況や興味・関心に応じた特別なカリキュラムを編成します。
(宮崎市 清山知憲市長)
「学校に通えなくなった子供たちの中で、しっかりとしたカリキュラムの下で学びをしたい子供たちもいます。責任をもって、こうした公的な教育の機会というものを不登校に陥ってしまった子供たちにしっかり提供していくのも、非常に重要と思っています。」
学校は1学年15人ほどで、宮崎市教育委員会では、今年12月7日と8日に入学希望者を対象とした学校説明会を開く予定です。不登校の生徒を対象にした学校は、延岡市に続き2校目となります。
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