沖縄県の動植物公園で細い舌をだらりと出したまま爆睡するアリクイの姿が目撃されました。

ぐっすりと気持ち良さそうに寝ていたのは14日、命名式が行われたばかりのメスのコアリクイ「ゆきしお」ちゃん。

ある日の夕方、飼育員が餌を与えに行くと、木の上で舌を出したままゆきしおちゃんが爆睡していたといいます。

心配した飼育員が尻尾を揺らしてみると突然、頭を上げてお口をパクパク。

まだ目が覚めていないのか、寝ぼけまなこで辺りをキョロキョロ。

顔を上げる瞬間をよく見てみると、舌が手にくっついていて伸びきっています。

ネオパークオキナワの飼育員は「垂れ下がっているのは何度か見てきたんですけど、あそこまで乾燥しているのは見たことがなかったので、多分長時間寝ていたんだろうな」と話しました。

野生では、アリの巣を掘ってアリを食べるコアリクイ。

舌の長さが30cmから40cmほどもあり、餌を食べる時には1分間に100回以上舌を出し高速でなめ取るといいます。

飼育員によると、この“舌出し寝”見られるのは夏から秋にかけた暖かい時期のみだといいます。

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