岩手県生協連は10月16日、18リットルあたりの灯油の配達価格を2088円に決めました。
シーズン最初の価格としては3年連続で過去最高値を更新しました。
県生協連は16日、2024年度1回目の灯油委員会を開き、10月21日から11月20日までのシーズン最初の配達価格を協議しました。
県生協連が毎年この時期に決める配達価格は、ほかの小売業者が価格を決める際の参考にしていることから冬の灯油価格の指標となっています。
協議の結果、中東情勢の緊迫化や円安などを背景に配達価格は1リットルあたり116円、18リットルあたり2088円とシーズン最初の配達価格としては3年連続で過去最高値を更新しました。
県生協連 吉田敏恵専務理事
「本当は安くしたいけど原価は安くなっていない。1Lで116円を決める際も葛藤はあるけど現実的に仕方がない」
県生協連は「為替などで仕入れ価格は変わるため期間内に価格を変更をする場合もある」としています。
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