二つに割れた岩の間から朝日を眺めることができる宮城県南三陸町と石巻市の境にある景勝地「神割崎」で、１０月１８日、倒木の撤去作業が行われました。

南三陸町と石巻市の境にある「神割崎」では、１年のうち２月と１０月に、二つに割れた岩の間から日の出を眺めることができます。

この絶景スポットで９月下旬、倒木が見つかり、１８日、撤去作業が行われました。１８日は倒木にワイヤーをかけ海岸まで移動させた後、運びやすいサイズに切断し、クレーンを使って引き上げていきました。倒木は長さ１０メートル、重さ１．２トンのマツで、樹齢は７０年ほどとみられていて、松くい虫の被害などにより、倒れたとみられるということです。

南三陸町商工観光課 三浦成治さん
「おかげさまで、朝日が真ん中に望める期間に間に合ったことが、たいへん喜ばしく思う」

岩の間からの日の出は、天気がよければ来週早々にも見られる見込みだということです。

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