今、秋の野菜で、北海道で生産が急激に増えているものがあります。
2021年までは、あまり作付けされておらずデータがなく、2022年に全道で本格的に生産が始まり、2024年は1,800トンを超えました。何か分かりますか?
・・・正解は、サツマイモです。
サツマイモの種類が豊富で選ぶのに困る?
育てやすさと温暖化の影響もあり、北海道でサツマイモに挑戦する農家が増えています。
サツマイモの種類が増えてきて、どれを選んだらいいか困ることもありますよね。そこで、サツマイモの選び方について調べてきました。
札幌市内のスーパーにはこの時期、たくさんのサツマイモが並びます。
紅あずまやシルクスイートなど、本州産の5種類に加え、江別産や積丹産など、北海道産のサツマイモも見られます。
「年々人気が高まっていて、毎年すごく売れています」(スーパーの店員)
札幌市のひと世帯あたりのサツマイモ年間購入量は全国7位で、3キロを超えています! 価格も2023年よりやや安く、秋の食卓を支える味覚となっています。
甘いサツマイモの見分け方
甘いサツマイモの見分け方は?
「サツマイモの切り口に黒い蜜がでているもの、これが甘いサツマイモになります」(スーパー店員)
より甘いサツマイモは、「黒い蜜」がポイントです。
種類によって異なるサツマイモの食感
品種によって食感が違うので、食べ比べてみました。
「シルクスイートはねっとりして甘いですね」
「紅あずまはホクホクしていますね」
品種が多い中で、料理によってどう選べばいいのでしょうか?
「紅あずまは一番ホクホクしているサツマイモです。焼き芋よりも天ぷらや料理に使いやすいですね」
「安納芋は柔らかくて糖度が一番高いサツマイモです。こちらはぜひ焼き芋にして召し上がっていただけると良いかと思います」(スーパー店員)
11月に入ると、北海道産のサツマイモも、出荷のピークを迎えて、さらに選択肢が広がってきます。北海道産は、主に、紅あずま・シルクスイート・紅はるかが多く、寒暖差が多いため、水分量が多く、より”なめらか”だという事です。
秋の味覚、サツマイモを上手に選んで、ぜひ楽しんでください!
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