衆議院議員選挙の投開票まで一週間を切った２１日、岸田文雄前首相が愛媛入りし、愛媛３区の西予市で自民党と公認候補への支持を訴えました。
岸田文雄前首相：
「自民党の中において派閥の資金に関して、国民の不信を買う大変な深刻な事態が明らかになった。このことについて自民党総裁だった身としては心からみなさまにお詫びを申し上げたい」
演説の冒頭「政治とカネ」を巡る問題について謝罪した岸田前総理。愛媛３区の応援のため西予市城川町に入り、演説では「人口減少が加速する日本で経済の再生が重要」と訴えました。
岸田文雄前首相：
「今このタイミングで経済再生しておかなければならない。今このタイミングでみなさんの社会保障、しっかり整理しておかなければならない。今このタイミングで子ども・子育てしっかりと支援を進めていかなければならない」
また今年の大手企業の賃上げ率が高い水準になったことを引き合いに出し、「地方でも賃上げを実現するため、継続した取り組みが必要」と自民党への支持を求めました。
愛媛３区には自民党で前職の長谷川淳二さん、共産党で新人の西井直人さん、立憲民主党で新人の越智清純さんの３人が立候補しています。
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