能登半島地震や先月の豪雨を受けNPO団体などのボランティア団体と住民をつなぐ組織がきょう開所しました。
能登官民連携復興センターは、県と能登地方の6つの市と町が新たに立ち上げた組織で全国のNPO団体と被災地の支援団体などをつないで活動を後押しする役割を担います。
開所式で馳知事は被災地を支援してきた専門ボランティア団体などと情報を共有し復興に向けた長期的なサポートにつなげていきたいと挨拶しました。
また、宮城県出身で金沢大学から参加する阿部晃成(あべあきなり)さんが、職員代表で挨拶に立ちました。
金沢大学地域コーディネーター 阿部さん:
「東日本大震災では自宅も津波で流されて私自身が津波で一晩漂流するという経験をしている人間です。ぜひ私も一緒に復興に向かってお手伝いさせていただければ」
今後、センターでは能登の宿泊、飲食、農業などの生業を再建するため経営計画のサポートや人材不足に対する支援を行っていく予定です。
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