冬の代表格ともいえる魚「タラ」をご紹介します。

新潟県内ほとんどの地点で最低気温が10℃を下回り、今シーズン最低を記録する中、威勢の良いかけ声で活気づいていたのは、10月21日朝の新潟市中央卸売市場。

【記者リポート】
「鍋や煮物が食べたくなるこれからの季節に重宝される、丸々と太ったスケソウダラが北海道から届いています」

淡白でクセのない白身がどんな料理にも合うタラがこれから旬を迎えます。

【新潟冷蔵 長井宏太さん】
「旬でないときは、おなかの中に何も入っていないので、それも合わせて楽しめるのが旬」

これからの時期、タラは産卵期に入るため、タラコの原料になる“つけ子”や“白子”も味わうことができます。

スケソウダラの今年の水揚量と価格が平年並みとなっている一方、海水温が高いことから、マダラの水揚量はまだ少なく、価格も例年に比べて高いということです。

そんなタラのおいしい見分け方を教えてもらいました。

【新潟冷蔵 長井宏太さん】
「スーパーなどで切り身になって売られている場合は、身が白い色、もしくは淡いピンク色のものがいい」

スケソウダラは身に水分量が多く、身が非常にやわらかいため、タラ汁や煮つけにして食べるのがおすすめです。

【新潟冷蔵 長井宏太さん】
「秋から冬にかけて、これからどんどんおいしくなってくると思う。ぜひ、スケソウダラでタラ汁・煮つけにしていただいて、温まっていただけるとありがたい」

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