イノダコーヒの前田社長と三条店のオーバルカウンター(京都市)

京都市を中心に喫茶店を展開するイノダコーヒ(京都市)は老朽化対応などで2022年から休業していた人気店「三条店」のリニューアルオープンを29日に控え、22日に報道公開した。前田利宜社長は「リニューアルを機に店名を旧三条支店から三条店に変更し、本店と同じ旗艦店としての位置付けを明確にする」と話した。

三条店の最大の特徴は、1階にある19人掛けの大型の「オーバルカウンター」だ。1970年の同店開店以来の雰囲気を伝え残すために、リニューアル前から使用していた椅子や部材などを活用して改装した。

29日リニューアルオープンするイノダコーヒ三条店(京都市)

イノダコーヒは1940年創業。2022年に投資ファンドのアント・キャピタル・パートナーズ(東京・千代田)が創業家の株式を取得した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。