長野県の木曽保健所は管内の社会福祉施設で80歳以上の利用者2人がカンピロバクターによる食中毒になったと発表しました。

木曽保健所によりますと10月11日、管内の社会福祉施設で調理した料理を食べていた利用者18人のうち80歳以上の男女2人に発熱や下痢などの症状が出ました。

保健所が2人の便を調べた所、食中毒を起こす細菌カンピロバクターを検出。施設が提供した食事が原因の食中毒と断定しました。

2人は医療機関に入院しましたが、快方に向かっているということです。

カンピロバクターは生の鶏肉などについている菌です。保健所は鶏肉などを調理する際は十分に加熱すること。生肉を扱った手やまな板などはきちんと洗浄し、熱湯や塩素系の漂白剤で消毒するよう呼びかけています。

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