秋田県潟上市で21日に回収された衰弱した野生のコガモから、H5亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出された。県内で鳥インフルエンザが確認されたのは、今シーズン初めて。

県によると、21日に潟上市で衰弱したコガモ1羽が回収された。この日の簡易検査で陰性だったが、次の日、検体を茨城県の国立環境研究所に送り、遺伝子検査を行ったところ、23日にH5亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出された。病原性は分からず、引き続き国が調査を進めている。

コガモを回収した周辺に養鶏場があるものの、これまでのところニワトリに異常は見られないという。

また、野鳥を回収した地点の半径10キロ圏内は「野鳥監視重点区域」に指定され、県が野鳥の監視を強化している。

県内で鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは、今シーズン初めて。

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