「高知けいば」に新たなエリアが誕生した。家族連れで楽しめる体験型ギャラリーを高知さんさんテレビの田村優介アナウンサーがリポートした。
「体験型」ギャラリーがオープン
高知市長浜にある高知競馬場。3階に新しくできたのが「体感ギャラリー」。
この記事の画像(9枚)入口を入るとレースで使われるゲートが出迎えてくれる。これは、出走馬を一斉にスタートさせるゲートで、高知けいばで以前使われていたものだ。
8月上旬から約1か月間、高知けいばは馬の暑さ対策と馬場の改修のためレースを開催していなかった。この休みも利用して通路だった場所を大改修し、9月7日に体感ギャラリーをオープンさせた。
高知けいばの売り上げは2023年度、過去最高となる958億円を記録。インターネット発売の割合は約97%を占めていて、実際に競馬場に足を運んでほしいという思いからギャラリーを設けた。
ギャラリー内には体験コーナーがたくさんあり、高知けいばや2013年に廃止となった広島県の福山競馬のファンファーレ、9種類を聞き比べることができる。
スタートの合図を送る人が立つスターター台は、実際に使われていたものだ。
さらにゴールでは、ゴールの瞬間を撮ることができ、撮影した写真はスマートフォンにダウンロードして楽しむことができる。
子供向けのスペースも完備
ギャラリーの奥にある「ものしりギャラリー」では高知けいばの歴史や馬場の模型が展示されているほか、高知市出身の福永洋一元騎手と長男・祐一調教師の記念品などが飾られている。
また、入場門付近には「乳幼児スペース」を新設。子供向けのボルダリングや授乳室などがあり、小さな子供連れの家族が競馬場をより快適に過ごせるようになっている。
高知県競馬組合 広報班・髙橋拓也さん:
ギャラリーを体感していただいて実際に競馬を見ていただくと、また違った楽しみ方ができるのではないかと思っています。お子様からディープな競馬ファンの方まで見て、触って、体感して、様々な体験ができるコーナーになっておりますのでぜひご来場いただけたらと思います。
「体感ギャラリー」と「ものしりギャラリー」は高知けいば開催日の開門時刻から最終レースまでオープンしていて、ギャラリーと乳幼児スペースは無料で利用することができる(※別途、入場料必要)。
(高知さんさんテレビ)
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