地域の防災活動などを担う若手の人材を育成しようと、災害発生メカニズムや対策を学生たちが分かりやすくプレゼンするコンテストが、27日に松江市で開かれました。
このコンテストは、松江市の藤井基礎設計事務所の創業50周年を記念して開催されました。コンテストには、島根大学、広島大学、岡山大学それに松江高専の学生でつくる5つのチームが参加。土木の専門家である審査員に、100円ショップで調達できる材料を使った模型などで、災害のメカニズムやその対策について、いかに分かりやすく伝えられるかをポイントにプレゼンしました。
藤井基礎設計事務所・藤井俊逸社長:
我々もずっと(土木)模型を作っているんですけど、若い人は別視点で表現をしているところが面白いと思いました。
藤井基礎設計事務所では、地震や大雨などによる土砂災害から命を守るための防災教育にも力を入れていて、こうした取り組みが「地域の防災を担う若手の人材育成にもつながれば」と期待しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。