岡山・玉野市の渋川マリン水族館で、ゴマフアザラシがふわふわな毛が特徴的な犬、ビション・フリーゼをじっと見つめる様子が撮影された。飼い主は、アザラシの赤ちゃんに似ている犬を仲間だと思って見ていたのではないかと話す。
アザラシの“熱い視線”にビション・フリーゼ困惑
水槽の中から一生懸命に何かをじーっと見つめる、オスのゴマフアザラシのもち丸くん。
この記事の画像(11枚)その目線の先にいたのは、白くてまん丸な犬だった。まるで、綿毛のようなふわふわな毛が特徴的なオスのビション・フリーゼのセトくん。
この日、家族で水族館を訪れアザラシの水槽に来てみると、アザラシがセトくんに近づき“ガン見”。1度顔を上げたものの、再びじーっと見つめていたのだ。
飼い主は「アザラシがすごくセトくんをじっと見つめてくれてて、何でこんなに見られてるのかなと思ってカメラを回しました。びっくりしてる様子でした。驚きと戸惑いでちょっと引いてる感じです」と話す。
熱い視線に戸惑ってしまったのか、キョロキョロと顔を動かし、助けを求めるように飼い主を見つめるセトくん。
セトくんを見つめていたの理由について、飼い主は「よく考えたらアザラシの赤ちゃんって真っ白でふわふわじゃなかったかなと思って調べたらそっくりで、自分の友達か兄弟に思えて親近感がわいたのかな」と話す。比べてみると確かにそっくりだった。
実際にアザラシはセトくんのことを仲間だと認識していたのか、飼育員に聞いた。
「その可能性はあるともないとも言い切れませんが、アザラシは好奇心旺盛なため、気になるとあの大きな瞳でじっと見つめてきます」
セトくんを仲間だと思っていたかは定かではないが、興味を引く何かがあったことは間違いないようだ。
(「イット!」10月21日放送より)
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