秋田市の専門学校で接客を学ぶ学生たちが30日、オリジナルカクテルを作る技術を競い合った。

会場に響くシェーカーの音。腕を振るうのは、ホテルやブライダル業界への就職を目指す秋田市の秋田コアビジネスカレッジの学生たちだ。

学校では、学生が日頃磨いた技を披露する場を設けようと、オリジナルカクテルを作る技術やその完成度を競う大会を開いていて、2024年は1年生11人が出場した。

今回のテーマは「結婚する新郎新婦へ捧げるカクテル」だ。

 出場した学生:
「新婦の華やかさ、優しさ、かわいらしさの3つを混ぜ合わせ、女性らしいピンクのカクテルを作った」

味や見た目の美しさはもちろん、作業中の姿勢や道具の使い方も審査のポイントとなる。

大会に向け、約2カ月にわたり練習を重ねてきた学生たち。緊張感が漂う中、思いを込めた1杯を仕上げていた。

 秋田コアビジネスカレッジ・碇谷涼夏さん(1年):
「すごく緊張したが、なかなかできない経験なので、自分にとってもみんなにとっても良い経験になった。緊張したし楽しい時間だった。作品の出来栄えは100点」

学校では今後、幅広い世代が技術を磨き合えるよう、大会に社会人部門を設けることにしている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。