岩手県宮古市に夜間でも電力の供給が可能な太陽光発電所が建設されることになり、10月29日に起工式が行われました。

宮古市田老の建設予定地で行われた起工式では、山本正徳市長などが鍬入れを行い、工事の安全を祈りました。

新たな太陽光発電所は、宮古市と日本国土開発が出資する合同会社が津波の被災跡地3.4ヘクタールを活用して整備します。

5000枚余りの太陽光パネルと大型の蓄電池が設置されるこの発電所は、夜間でも電力を供給できるのが特徴で、一般家庭623世帯の年間電力消費量をまかなうことができます。

市の「脱炭素先行地域づくり事業」の一環で整備されるもので、事業費は14億9000万円となっています。

宮古市 山本正徳市長
「これから先のエネルギーの地産地消含め、この地域が持続可能なまちになるように進めていきたい」

この発電所は2025年12月の運転開始を予定しています。

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