秋田市で2日、海上自衛隊と東北電力ネットワークが災害発生時に停電を復旧する共同訓練を行った。
海上自衛隊と東北電力などは、災害発生時に電力復旧に必要な機材や職員を被災地に運ぶため、協定を結んでいる。
2日は協定に基づいて、秋田県沿岸で地震が発生し、道路が寸断されて孤立した男鹿半島で停電が続いている想定で訓練が行われた。訓練には海上自衛隊の多用途支援艦「ひうち」が派遣され、避難所の電力をまかなうことができる電源車を吊り上げて船に積み込んだ。
参加者は災害時にいち早く電力を復旧させるための対応を確認した。海上自衛隊と東北電力ネットワークは今後も訓練を重ねて連携を深めていくことにしている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。