2023年度、県内の小中学校で30日以上欠席した「不登校」の子どもの数は計2339人と、過去最多となったことが国の調査でわかった。
文部科学省は、全国の小中学校・高校などを対象に、不登校やいじめの状況を毎年調査していて、県教育委員会が県内の2023年度の結果について公表した。
それによると、県内で年間30日以上欠席した「不登校」の子どもの数は、小学生が785人で、前の年度よりも100人増加。
中学生が1554人で、前の年度よりも166人増加した。
小中学生の不登校の合計「2339人」は過去最多。
県教育委員会は、「コロナ禍をきっかけに、体調不良の子どもに対して学校側が積極的に登校を促せなくなったことが増加の要因ではないか」と分析している。
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